こんにちは!旅うさぎです。
今回は青森旅行を2泊3日で楽しんできたので、私が実際に訪れた観光スポットをモデルコースとして紹介します!
「青森に行ってみたいけど、雪国の運転は不安だな~」という方も大丈夫!車なしで青森(青森市、弘前市)を満喫できました!
それでは!はじまりはじまり~!
1日目
飛行機で青森空港へ!
私は関西在住なので、伊丹空港から飛行機で青森空港へ向かいました!
搭乗した飛行機は伊丹空港 9:00発、青森空港 10:45着のANA便!
(東京以北から出発の方は新幹線がお手軽です♪)
短い青森滞在をたっぷり楽しむためには、朝早くの便で青森に向かうのが吉です。
青森空港から青森駅までは空港連絡バスが出ており、35分ほどで青森駅まで運んでくれます。
10:45着の飛行機で青森空港に到着すると、11:30までには青森駅に到着することができると思います♪
お昼ご飯:のっけ丼
青森駅近くで食べられるとっても美味しい青森名物といえば!自分で作れる海鮮丼「のっけ丼」です!
のっけ丼はJR青森駅正面出口から徒歩5分の「青森魚菜センター」でつくることができます。
年々値上がりがシビアなのっけ丼ですが、2024年2月時点では2000円でチケット12枚と交換できました。
チケットは青森魚菜センター内のお店で使うことができ、例えば中トロ2切れとチケット1枚を交換することができます♪
ご飯とお味噌汁がそれぞれチケット1枚なので、残り10枚のチケットでお刺身を選んでいく方が多いと思います!
私が2000円でつくった海鮮丼はこちら!!
お魚や貝類をこぼれんばかりに載せることができました!!
(お魚が多くて結構重なっています…!)
海老が苦手なので載せていないのですが、海老をのせると華やかで素敵だな~!と思いました。
しかもチケット1枚で大きな海老1尾と交換でき、とってもお得!
ちなみに、お味噌汁はお店により種類が変わるので、入口にあるお味噌汁情報が載っている看板を要チェックです!
カニ汁は人気ですぐに売り切れてしまうそうなので、ご注意を~!
事前情報では、値上がりが激しく批判的な意見もあったのっけ丼ですが、自分で体験してみるととっても楽しく本当に行ってよかった、食べてよかった!と思っています。
自分で新鮮な魚介類を見て回り、好きな具材を選んで載せるという体験込みで、しかもとっても美味しい新鮮なお魚を使った海鮮丼が2000円はリーズナブルに感じました!
三内丸山遺跡
青森県の観光地といえば!でまず初めに思い浮かんだのが、教科書でよく見た三内丸山遺跡!
青森の観光地をいろいろと調べるうちに、行きたい観光地が増えていきましたが、やっぱり三内丸山遺跡は外せません!
三内丸山遺跡は青森駅からバスで25分ほどの場所に位置している「日本最大級の縄文時代の集落跡」で、縄文時代の人々の暮らしを知ることができる貴重な観光スポットです。
青森に行ってまで歴史の勉強~!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、三内丸山遺跡では可愛らしい土偶やフォトスポットがたくさん!
無料のボランティアガイドツアーに参加すれば縄文時代の面白話をたくさん聞けちゃうおすすめのスポットなんです!
かわいい顔の土偶がいたり、三内丸山遺跡で発掘された土器の破片が壁に突き刺さった(!?)フォトスポットがあったりと歴史を抜きにしても面白いです。
ちなみに、青森駅発三内丸山遺跡行きのバスはかなり混むことが予想されるので、早めに停留所に並んでおくのが吉です!
三内丸山遺跡といえばこちらの木組みが有名ですね♪
ねぶたの家 ワ・ラッセ
ねぶたの家ワ・ラッセは青森駅から徒歩2分!一風変わった外観が特徴の建物で、ねぶたの歴史や魅力について学ぶことができます♪
大きなねぶたの展示に圧倒されます!
展示自体が光っているのでとてもきれいな写真を撮ることができる青森一番の映えスポットかもしれません…!笑
ねぶた祭に欠かせないねぶた囃子の演奏や、ねぶた祭の様子を上映しており、展示だけでは伝わりきらない本物のねぶた祭の臨場感をたっぷり味わうことができますので、青森に来たならばぜひ訪れていただきたい観光スポットです♪
夜ご飯:ねぶたの國 たか久
青森は美味しいものがたくさん!何をたべようかな~、と迷っていらっしゃる方にぜひぜひおすすめしたいのが「ねぶたの國 たか久」です!
たか久は青森の郷土料理をコースで提供しているお店で、青森産のお刺身や青森名物イガメンチ、青森産のあま~いとうもろこし「嶽きみ」など、青森を訪れたら絶対食べたい料理を余すことなく食べられるのでとってもおすすめです。
さらに!たか久では毎日19時30分ごろから津軽三味線の生演奏とスタッフの方によるねぶた囃子の生演奏を楽しむことができます!
津軽三味線はサービス精神たっぷりの演奏で、伝統的な津軽民謡から情熱大陸、津軽海峡冬景色などの誰もが知る名曲まで、手広く演奏してくださり、激しい演奏が特徴の津軽三味線を楽しむことができました♪
スタッフの方によるねぶた囃子の生演奏では、私たちお客さんも団扇を振り歌を歌い、まるで本物のねぶた祭に参加しているようでした!
ちなみに、たか久は予約必須です!実は私は当日の朝予約したのですが、ラスト1席でした…!
これは本当に運のよい例なので、皆さんは必ず事前にご予約して訪れてみてください!
2日目
リゾートしらかみで弘前方面へ!
リゾートしらかみは青森と秋田をつなぐ大人気の観光列車で、特に車窓から見られる美しい風景と楽しい車内エンターテインメントが有名です。
今回乗車する青森駅~津軽五所川原駅(ストーブ列車の発駅)間は特に有名な風景スポットはありませんが、津軽三味線の演奏や津軽弁での朗読などを楽しむことができます。
載っている車両により楽しめる車内エンターテインメントが異なるので、事前に何号車でどのイベントが楽しめるのかをチェックしておきましょう♪
また、観光列車リゾートしらかみは全席指定席なので、事前予約を忘れないようにしましょう!
ストーブ列車
ストーブ列車とは、津軽鉄道の運航する観光列車で、なんと車内に石炭ストーブが設置されており、寒い青森の冬でも車内はむしろ暑いくらいにぽっかぽかです。
▶︎ 運賃表
車内販売ではスルメや青森の地酒を購入することができ、スルメを購入すると販売員さん自ら石炭ストーブで熱々になるまで焼いてくれます!
観光列車といっても、長い距離を運航するわけではなく、五所川原駅から津軽中里駅までの20km弱の距離を30分ほどかけて毎日3往復しています。
ストーブ列車の停車駅で観光施設が充実しているのは、五所川原駅と津軽中里駅の中央に位置している金木駅で、小説家太宰治の故郷として有名です。
あわせて【青森と行ったらこれ】『ストーブ列車』への乗り換えについて
太宰治の生家「斜陽館」
金木駅から徒歩6分ほど歩いていくと、太宰治の生家として知られる「斜陽館」があります!
斜陽館は、太宰治の父が建てた大豪邸(太宰治の実家は青森でトップクラスのお金持ちでした)で、太宰治は生まれてから中学進学までの時期をこちらの屋敷で過ごしました。
斜陽館では太宰治が暮らした屋敷について知ることができるほか、太宰治が生前に書いた手紙や「人間失格」に登場する写真を見ることができ、太宰治の印象が変わること間違いなし!です。
個人的には斜陽館内に展示されている太宰治から姪への手紙(姪が結婚するにあたり、したためたもの)が非常に印象的でしたので、皆さまも斜陽館を訪れられた際はぜひぜひ読んでみてください。
お昼ご飯:産直メロス メロス食堂
斜陽館の向かいにある「産直メロス」は青森名物、青森産のものなら何でも買える!?お土産もの屋さんです。
産直メロスをうろうろするのもとても楽しいですし、産直メロスの奥には「メロス食堂」という食堂があるので、お昼ご飯をいただくこともできます。
メロス食堂のお勧めはこちら!「昔中華そば」です!
ぱっと見普通のラーメンですが、なんとなく懐かしい気持ちになるほっとするお味でスープがとっても美味しいと評判です。
実際多くの方がこちらのラーメンを注文していました。
寒い青森の冬で身体を芯から温めることのできるぽかぽかのラーメンはとってもおすすめです!
また、ラーメンだけでは物足りない!という方には青森名物笹餅とソフトクリームを組み合わせた笹餅サンデーもおすすめです!
あたたかい笹餅と冷たいソフトクリームの組み合わせがここまでの旅の疲れを癒してくれますよ♪
太宰治疎開の家「旧津島家新座敷」
太宰治疎開の家とは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は太宰治は青森で生まれたのち東京に出てきたのですが、戦争のため実家の兄を頼って青森に疎開してきます。
その際に暮らしたのがこちらの「旧津島家新座敷」、先ほどご紹介した斜陽館の離れです。
旧津島家新座敷は斜陽館と比較してそれほど有名ではありませんが、私はこちらの旧津島家新座敷こそ訪れてほしいと思っています!
というのも、「パンドラの匣」をはじめとする太宰治の名作はこちらの旧津島家新座敷に滞在中に書かれたものであり、太宰治が執筆活動を行った部屋など小説家太宰治の息遣いを感じることができるためです。
(いくつかの部屋は太宰作品の中にも登場しており、太宰作品を読んだことがある人なら特にわくわくすると思います)
旧津島家新座敷では、お店のお兄さんがとても詳しく館内をガイドしてくださり(お兄さんも太宰治が好きなんだな~というのが伝わってきます)、斜陽館とあわせて訪れることで太宰治についてとっても詳しくなれた気がしました。
ちなみに、太宰治の故郷!のわりには太宰治の本を売っていないな~と、金木駅を回っていて思ったのですが、こちらの旧津島家新座敷のお土産ものコーナーでようやく文庫本を見つけることができました!
弘前城
金木駅から再びストーブ列車で五所川原駅まで!そして電車に乗り換え弘前駅まで向かいましょう!
弘前駅にはいわずとしれた名所「弘前城」があります!
(弘前駅と弘前城は少し離れており、バスで20分ほどです)
弘前城は東北唯一の現存天守閣で…、などいろいろと説明することはできますが、とにかく弘前城は桜の桜の名所として知られており、桜が咲くころには多くの観光客が押し寄せます。
しかし、東北の春は遅く、ストーブ列車が走っていることには桜を満喫することはできません…、しかし!弘前城では毎年冬に「雪灯籠まつり」を開催しています!
雪のつもった桜の木にピンク色のライトアップを施すことで現れる冬の桜も非常に美しいです!
また、冬の桜だけでなく雪灯籠祭りということで、雪でつくられた灯篭がそこかしこにあり青森の雪国としての魅力を堪能できます♪
(そしてこちらでもねぶた祭の展示が…!)
雪灯籠祭の期間中に青森を訪れられない、という方も雪降る弘前城は非常に美しいのでぜひ訪れてみてくださいね。
ホテル:星と森のロマントピア
2日目は弘前駅や弘前城から送迎バスが出ている「星と森のロマントピア」さんに宿泊しました。
こちらのホテルを選んだ理由はなんといっても天文台「銀河」が併設されているためです!
普段都会で生活しているとなかなかきれいな星を見る機会がないのので、青森でならきれいな星空が見れるのではないかと思い、こちらのホテルを予約しました。
結果は大満足!
とっても大きな望遠鏡で青森の夜空を満喫することができました(解説もとてもありがたかったです)!
また、望遠鏡だけでなく、夜空のシミュレーションソフトで今後の夜空の様子を予想していただけたり、星に関する勉強ができたりととっても充実した時間を過ごすことができました。
また、天文台だけでなくホテル内にねぶた祭の展示があったり色浴衣が選べたりプールがあったりと、とっても楽しい滞在になること間違いなしですので!弘前でホテルを探されている方は「星と森のロマントピア」さんをお勧めします♪
3日目
弘前駅→青森駅へ
星と森のロマントピアは、事前にお願いすると可能な範囲で自由な時間に弘前駅近郊まで送迎してくれるとってもありがたいホテル!
帰りは8:30にホテルを出発し、9時ごろに弘前駅に着くように送迎をお願いしました!
弘前駅には後ほど青森駅で訪れる予定のA-factoryがあります。
青森駅のA-factoryの方がかなり大きいのですが、弘前駅のA-factoryにもカフェスペースや可愛らしいお土産スペースがあります!
少し余裕をもって弘前駅に着いてカフェスペースでアップルティーをいただきましょう♪
A-factoryにてお土産もの
最後に訪れたのは青森駅徒歩2分のA-factory!
A-factoryとは、飲食・物販ショップやシードル工房から構成される複合施設で、素敵な青森のお土産を購入できるおすすめスポットです!
驚くべきはその商品数の多さ!
アップルティーだけでも5種類ほど販売されており、A-factoryに来れば買えないお土産物はない!というくらい充実しています。
また、カフェスペースではとっても美味しいアップルパイやりんごのシャーベットがいただけちゃいます!!
もう荷物の重さを気にする必要はありません!!
好きなだけ「こぎん刺し」やりんごグッズ、青天の霹靂などの青森の特産品を買っちゃいましょう!
飛行機で伊丹空港へ!
青森空港 13:05発、伊丹空港 15:10着の飛行機で大阪へ戻りました。
お昼一番の飛行機だと夕方ごろには家につけて、翌日お仕事や学校がある場合もゆったりできて個人的にはお気に入りです。
いやいや、もっと最終日も満喫するんだ!という方は夕方の便にして青森駅からバスで迎える青森県立美術館でゆっくりとアート観光♪なんてのも素敵ですね。
さいごに
いかがでしたか?
車がなくても冬の青森をたっぷり満喫できることがわかっていただけたでしょうか。
本州最北端の県ということで、なかなか青森を訪れる機会は少ないかもしれませんが、今回初めて青森を訪れ、青森は海鮮、歴史、文学と魅力がたっぷり詰まった素敵な県だと感じました。
みなさんもこちらのモデルコースを参考にして、ぜひ青森を訪れてみてくださいね♪
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