統計検定2級って?
大学基礎レベルの統計の知識を学べる資格だよ!
とりあえず統計を理解して、使えるようになるために目安となる資格!
今回は私が受けてきた統計検定2級の勉強方法や勉強時間、当日の流れなどを紹介します!
ちなみに、受験はCBT方式で実施されているので、年中いつでも受けることができます!
パソコン教室などのテストセンターで受ける形なので、在宅受験はできませんが、手軽に受けられるおすすめの資格です。
統計検定2級とは?
統計検定2級とは、その名の通り、統計学の基礎知識を習得するための資格です。
少し前(結構前?)に、「ヤバい統計学」や「統計学が最強の学問である」などの本が流行して以来、注目を浴びた学問である統計。
なんとなーく、聞いたことはあるけど、中身に関してさっぱり…、なんて方も多いかもしれません。
しかし!統計学を学べば今までふんわりとしか知らなかった「偏差値」の考え方や「視聴率」の計算方法がわかって、統計学はなんだか日常のいろいろな仕組みが見えてくる面白い学問なんです。
統計検定2級はまさにその第一歩となる資格です。
ちなみに、統計検定は3級もありますが、こちらはより初心者色が強いので、自分で統計を理解し、使えるようになりたい!という方はぜひ統計検定2級を目指してみてください。
統計は学べば学ぶほど、日常でいかに使われているのかがわかってくるよ!
いつどこで受けられるの?
統計検定2級はCBT方式での受験しかありません!
CBT方式とは、全国に設置されたテストセンター(パソコン教室などが多し)に出向き、テストセンターごとに決められた受験日程で受験するという試験方法です。
統計検定2級が実施されている試験会場はこちらの公式HPから探してみてください。
多くの試験会場で平日(午前が多い)や土曜日に試験日程が設定されているので、ぜひお近くのテストセンターで受験してみてくださいね。
試験時間を書いてくれていない会場が多い…。
少し(かなり)面倒ですが、直接電話で問い合わせるのが吉。
僕は会社の昼休みに5会場くらいに電話をかけたよ(笑)
平日夜実施している会場を求めて…。
難易度
統計検定2級の合格率はだいたい40%程度です。
以前ペーパーテストが実施されていた時は合格点が7割以上必要でしたが、CBT形式になって6割以上で合格できるようになりました!
ただ単に合格点が下がったわけではなく、ペーパーテストでは小問に分割されているレベルの問題がCBT方式では分割されずに出題されるなど(あくまで個人の感想ではありますが)、少し難化した感じはあります。
しかし!6割と7割の差は大きい!!(特に私は67点/100点での合格だったので…!)
個人的な感想ではありますが、問題の難易度が上がったといえど合格点が1割下がったのは大きく、合格しやすくなった試験かなと思います。
実際、勉強方法の章で説明しますが、私は1ヶ月も勉強せずに合格することができたので、かなり簡単めな資格です。
でも理系にとってはITパスポートの方が簡単だったかな…。
受験料
統計検定2級の受験料は7000円です。
学生なら学割がきいて5000円なので、資格の中では少しお安めの試験です。
全て税込!
勉強方法
勉強時間
約3週間しか勉強時間を取れなかったので、正直それほど勉強できていません…。
しかしそれでも67点で合格できたので、みなさんには最短の合格方法をお教えします!!
ちなみに勉強時間は平日毎日1時間、休日毎日3時間でした。
総勉強時間は30時間!!
15日(平日)×1時間+5日(休日)×3時間=30時間
具体的な勉強法とおすすめ参考書
とにかく過去問が大切です!!
ちなみに、公式HPで2021年6月の過去問は公式HP見ることができるので、過去問購入は2017~2019年のものが良いと思います!
(2021年6月の過去問は難しすぎるので参考にならないという説もあります。また、2020年ペーパー試験は新型感染症の影響で中止)
リンク
現に僕は、過去問と統計web(おすすめの統計学習webサイト)だけで合格できたよ!
統計検定2級は過去問演習とその周辺知識をwebで補うだけで合格することができるので、ぜひ最短で合格したいという方は過去問演習に力を入れてください!!
不安だという方のために、私が実際に行った過去問演習日程を載せておきます。
初日~12日めくらい
初日はどんな問題が出るかもわからない状態だと思うので、初めの1週間はまず過去問解いてみましょう。
なんだか後半はわからない問題も多いですが、なんとなく前半は解けそうな問題も多い!(と思う方が多いはず!)
過去問1年分をしっかり理解して解き、知らなかった知識はノートにメモる!
これをひたすら繰り返して、初めの12日間で過去問6年分を解いちゃいましょう!
1日かけて過去問を1年分解く、次の日に解いた過去問を見返してわからない問題をなくす、を繰り返していきましょう!
わからない問題をなくす、といっても完全にすべてを理解しきる必要はないです。
統計検定2級の合格点は6割ですし、たまに発展的な問題も混じっているので、何問かはわからない問題があっても大丈夫!
気楽にいきましょう!
ちなみに私は、過去問1周目だと初めは5割程度の正答率でしたが、6年目を解き始めるくらいには7割くらいの正答率になっていました!
この期間中、隙間時間でメモを見返すのを忘れないようにしてくださいね!
ちなみに私は学生時代は理系でした!
そのため、高校レベルの簡単な確率は解けるくらいの前知識でした!
13日目~15日目
過去問演習しかしていないので、当然13~15日目も過去問演習(2週目)です。
ひたすら過去問演習を繰り返していきます!
2週目は間違えた問題しか解かなくてよいので、3日くらいですべて回せると思います。
まだ覚えきれていない公式はメモや統計webを読み返して、おおよその問題は解けるようになっていることを確認しながら進みましょう!
この期間は思い出せない知識はメモを見返してOK!
「あっ!ここでこの公式を使うんだ!」よいう気づきを大切にしてください。
統計検定2級の合格点は6割なので、完璧を意識しなくて大丈夫!
この問題は無理そう、という風にある程度あたりをつけることも大切だよ!
16日目~受験日まで
最後はまた時間を測って過去問を一年ずつ演習していきましょう。
この時期は過去問を1年分を毎日解いていけば、試験日までにすべての過去問を解けると思います。
(総勉強期間3週間を想定)
初めのころとは見違えるほど解けるようになっているのが実感できるはずです。
この時点で時間内に余裕をもって解き終わり、8割5分ほど解けていれば、安心して受験してきてよいです。
(私含め、一緒に受験した友人たちもそれくらいのレベルでした。ちなみにみんな合格できました!)
本当にほぼ過去問だけでしたが、無事合格できたので、これが合格への最短ルートかつ最安ルートだと思います!
資格試験、不安なことも多いとは思いますが、この勉強方法で合格をつかみ取りましょう!!
まとめ
いかがでしたか?
統計学は学べば学ぶほど日常でも活かすことができる楽しい学問なので、仕事や学問で必要な方だけでなく、ぜひ少しでも興味があるという方皆さんに受けてほしい資格です。
ぜひ皆さんも最短で統計学を学んで、統計検定2級で力試ししてみてくださいね!
またみてね。