お笑いに詳しくなりたい!
お笑いに関する専門用語を解説していくよ!
どうも!
お笑い大好きばぶちゃん(@babychamp_blog)です!
このブログでは、お笑いに関する記事の発信やお笑い芸人さんのイラストの掲載をしています。
本記事では、お笑いに関する専門用語の意味や使い方を優しく解説していきます。
それではレツゴ!
お笑い用語集
以下では、お笑いに関する専門用語を分かりやすく、あいうえお順で解説していきます。
板
板とは、舞台のことです。
2020年のM-1グランプリの宣伝でも使われたCreepy Nuts(クリーピーナッツ)の『板の上の魔物』でも”板の上には魔物が潜むぜ”との歌詞があり、舞台上に立つと強い緊張に襲われる芸人さんも少なくないようです。
板付き
板付きとは、最初から演者が舞台上にいる状態でネタを始めることです。
漫才では「はいど〜も〜」と出番と同時に登場してくるのに対し、コントでは板付きの状態でスタートすることが多いです。
一発ギャグ
一発ギャグとは、数秒の動きやフレーズで笑いをとることです。
一発ギャグが得意な芸人さんのことを”ギャガー”と呼んだりします。
一発屋(いっぱつや)
一発屋(一発屋芸人)とは、世間で一時的にのみ活躍した芸人さんのことを言います。
髭男爵の山田ルイ53世の書籍『一発屋芸人列伝』では、コウメ太夫、スギちゃん、キンタロー。など名だたる一発屋芸人のエピソードがみられます。
NSC(エヌエスシー)
NSCとは、吉本興業のお笑い養成所のことで、New Star Creationの略です。
NSCの1期生にはダウンタウン、ハイヒール、トミーズなどがいます。
関連 吉本人気芸人のNSC時代のクラス分けまとめ!あのコンビはAクラス?Bクラス?Cクラス?
オチ
オチとは、ネタや話の最後の笑わせる部分、笑いどころのことを言います。
お笑いにおいて、最後に大きな笑いをとって終わることが重要とされています。
かかる(かかっている)
かかる(かかっている)とは、大舞台やテレビなどで、極度の緊張により力んで暴走している状態、ハイになっている状態のことを言います。
若手芸人だと、憧れの芸人さんを前にしたり、憧れのテレビ番組に出演したりしたときに、かかることが多いです。
ギャガー
ギャガーとは、一発ギャグが得意で、主に一発ギャグで仕事をもらっている人のことを言います。
流れ星のちゅうえいさんやフジモンの原西さんなどが有名なギャガーです。
劇場
劇場とは、お笑いの舞台会場のことです。
お笑い好きの間では、お笑いを観に行くことを、「劇場に行く」、「劇場に足を運ぶ」なんて言い方をする場合があります。
コント
コントとは、マイクを挟んで漫談をする漫才とは異なり、マイクを使わずに小道具などを用いて、役に入りきって演技をするネタのことを言います。
語源はフランス語の”Cont”で「寸劇」を意味します。
コント漫才
コント漫才とは、漫才中に設定を話し、コントのように役に入って笑いをとっていくスタイルの漫才です。
ダウンタウンが得意だったのが、コント漫才です。
コンビ(お笑いコンビ)
コンビとは、コンビネーションの略で、二人組で漫才やコント、テレビ出演などの活動を行なっている芸人のことを言います。
混同されがちですが、三人組のことはトリオ、四人組のことはカルテットと言います。
また、ピン芸人同士のコンビのことをユニットコンビと言います。
サンパチマイク
サンパチマイクとは、漫才の時に使われているマイクのことです。
「漫才マイク」とも呼ばれ、ソニーのマイク『C-38B』がよく使われていたことから、サンパチ(38)マイクと呼ばれるようになったそうです。
賞レース(お笑い賞レース)
(お笑い)賞レースとは、ピン芸人やコンビ芸人などのお笑い芸人さんがルールーにのっとり、単純にネタの面白さで順位を決める大会のことです。
最も有名な賞レースが漫才王者を決める大会”M-1グランプリ”と、コント王者を決める大会の”キングオブコント”です。
おすすめ【お笑い賞レース見逃し配信まとめ】お笑いコンテストの過去放送回を無料でみる方法!M-1グランプリやキングオブコントなど!
ショートコント
ショートコントとは、数秒から数十秒で終わるような比較的短いコントのことです。
コントとは違い、小道具などは使わない場合が多いです。
スベる
スベるとは、ボケやトーク、ネタがウケず、その場を微妙な空気にしてしまう(シーンとさせてしまう)ことを意味します。
スベりをいじってもらうことで、笑いに変える”スベり芸”、”スベり芸人”なども存在します。
袖
袖とは、芸人さんが使う舞台の出入り口で、舞台の端にあり観客席からは見えない部分のことです。
袖からは舞台が見えるため、芸人さんから注目される芸人さんが舞台に上がっている時には袖に多くの芸人さんが集まると言います。
ツッコミ
ツッコミとは、おかしなことを言う(ボケる)人に対して、それに的確なことを言って正すこと、またツッコミをする人を言います。
漫才やコントでは、基本的にボケとツッコミに分かれます。
つかみ
つかみとは、漫才の始めにお客さんの心を“つかむ”ためにするギャグや面白い発言のことです。
一般にネタを見に来たお客さんは、ネタが始まるまで、「どんな芸人か分からない」「面白いの?」というような、不安な思いから緊張して笑いにくい状態にあります。
その緊張感を振り払って、文字通り心を“つかむ”ことで、その後のネタでウケやすくなります。
関連【漫才つかみ集】お笑い芸人さんの面白いつかみまとめ!人気の漫才つかみを一覧にしました!
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出囃子(でばやし)
出囃子とは、お笑い芸人がネタをしに舞台に登場するときに流れる音楽のことです。
劇場などで舞台をするときは、芸人それぞれが好きな出囃子で登場しますが、最も有名なのはM-1グランプリの出囃子『Because We Can』でしょうか。
ネタ
ネタとは、漫才やコントなど、作られた笑いの作品のことです。
お笑いのネタは1本、2本と数えます。
ノリツッコミ
ノリツッコミとは、ボケを一度受け入れてのった後にツッコミをすることです。
「そうそうそう、〜〜、いやちゃうやろ!」というのが、定番ですね。
はける
はけるとは、舞台上からお客さんの見えないところに退場することを言います。
基本的にはネタ終わりは舞台袖にはけていきます。
ピン芸人
ピン芸人とは、他の芸人さんとコンビやトリオを組まずに一人で活動している芸人のことです。
一人でするネタを”ピン芸”や”ピンネタ”と言います。
フリ(前フリ)
フリとは、ボケやくだりへ持っていくためのきっかけや伏線のことです。
前フリやネタフリとも言われます。
フリが効いて上手く伏線回収する漫才は評価されることもありますが、不利の部分では笑いが取りにくい傾向があり、伏線回収の漫才を成功させるのは難しいと言われています。
ベタ
ベタとは、みんなが知っているようなありがちな笑いのことです。
分かりやすいので、ウケる場合が多いですが、ベタすぎるネタは賞レースなどでは、あまり評価されない傾向にあります。
ボケ
ボケとは、おかしいこと面白いことを言うこと、またそれをいう人のことを言います。
漫才は基本ボケ担当とツッコミ担当に分かれますが、笑い飯のように二人ともボケのWボケというスタイルも存在します。
間(ま)
間とは、会話と会話の間の時間や、ボケに対するツッコミまでの時間のことを言います。
また、ネタ全体のテンポのことを言う場合もあります。
漫才
漫才とは、小道具を使わずセンターマイクを挟んでしゃべくりと動きだけで笑いを取るネタのことです。
ちなみに、マヂカルラブリーがM-1グランプリで優勝した際の”漫才論争”の際に、松本人志さんは漫才に関して以下のように言っています。
「漫才の定義は基本的にないんですね。定義ないんですけど、定義をあえて設けることで、その定義を裏切ることが漫才なんですよ。だからあえて定義を作るんですが、これは破るための定義なんですよ、いわば最終的にルールはちょっとあるんですよ、小道具を使わないとか、ズラ(カツラ)を被らないとか、でもベテランの人で面白ズラ被ってる人おるからね」
関連【M-1グランプリ2020まとめ】マヂカルラブリーが優勝した第16回大会を振り返り!結果・ネタ順・漫才タイトル・感想!
漫談
漫談とは、一人でしゃべって笑いを取る芸のことを言います。
濱田祐太郎さんは漫談で2018年のR-1ぐらんぷりを優勝しました。
モノマネ
モノマネとは、人や動物などの身ぶり、声などをまねる芸のことです。
似過ぎていても笑いが起きづらく、少し似ているが、どこか違う方がウケやすいとされており、霜降り明星のせいやさんなんかは、「桑田佳祐さんのモノマネはもっと似せられるが、面白い加減に調整している」と語っているようです。
最後に
いかがでしたか?
この記事では、お笑いに関する専門用語をまとめて紹介しました!
専門用語を知っていくと、さらにお笑いが面白くみられるようになるので、この機会に覚えておきましょう。
お笑い好きの友達との会話もはずんでいいですよ!
また、このブログでは他にもいろんなお笑いに関する記事を発信しているので、また見にきてくれると嬉しいです!
ではでは〜
またみてね