高知、それは本州民からしてみるとなかなか距離の割に訪れにくい土地…。
車なしで楽しむのは無理ゲーなのでは…、と思ったそこのあなた!!
桂浜に沈下橋、龍河洞、アイスクリンと…、車なしでも十分!十二分に高知を楽しむことができたので、私が実際に高知を回ったコースをここにモデルコースとして共有します!!
大阪在住民なのでそのつもりでモデルコースを記載しておりますが、みなさんは良い感じにアレンジして楽しんでいただければ!
ちなみに、モデルコース紹介シリーズはこちらの「高知旅」が第二弾です!
第一弾の熱海旅はこちら!
高知!楽しいよー!
1日目朝
移動「新大阪駅⇒土佐山田駅」
8時前新大阪駅の新幹線で土佐山田駅を目指します!
(岡山駅で特急南風に乗り換えー!)
高知旅最初の目的地は日本三大鍾乳洞の1つ「龍河洞」!
土佐山田駅は龍河洞行きのバスが出ている駅ですので、こちらを目指して3時間電車に揺られていきましょう!
少し長い道のりですが、「龍河洞」は総延長約4キロの鍾乳洞の中にいくつもの見どころが面白要素ありの解説付きで表示されていて、実はこれまでに訪れた鍾乳洞の中で一番お気に入り!
皆さん必ず満足していただけるはずです!
ちなみに、岡山駅から土佐山田駅までの間に徳島の名所「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)渓谷」を電車のなかから眺めることができます!
車内アナウンスもありますので、こちらの景観も楽しんでみてください。
大自然だ!!
土佐山田駅着の電車はアンパンマンのラッピング電車でした
お昼ご飯「クアットロ・スタジオーニ」
順調で乗り換えができていれば、この時点で11時すぎ!
おなかが空いてきた頃合いではないでしょうか!
というわけでここいらでお昼ご飯!おすすめは土佐山田駅の隠れた名店イタリアン「クアットロ・スタジオー二」さんです!
なんと土佐山田駅からたった徒歩3分!
「THE 高知料理」というわけではありませんが、地元の人気レストランを訪れるのも旅の醍醐味ですよね。
デザートや食後のコーヒーもついて満足のランチがいただけます。
運が良ければ土佐名物鶏「土佐ジロー」を使ったランチが食べられちゃうかも!
大人気の地元レストラン♪
龍河洞
「クアットロ・スタジオーニ」さんでお腹いっぱいになった後は、土佐山田駅までUターン!
土佐山田駅はアンパンマンミュージアム行きのバスも出ているみたいで、アンパンマンのラッピングバスなどもありますが、13:40発「龍河洞行き」のバスに乗り込みましょう。
アンパンマンスタンプラリーに大行列のかわい子ちゃんたちに思わずにっこり!
独創的な建物からなる高知工科大学を横目に20分ほどバスに揺られると、たどり着きました龍河洞!
16:00発の土佐山田駅行きのバスの時間までゆっくり龍河洞を堪能しちゃってください!
龍河洞内は細いので手荷物をロッカーに預けるのを忘れずに♪
ちなみに、龍河洞の魅力はぜひ行って見て感じていただきたいところですが、私のおすすめをちょっと紹介…。
天降石(なーんと高さ11mの鍾乳石、あまりの大きさに圧倒されました)
弥生時代のおっちょこちょいさんが置き忘れて鍾乳石と一体化した神の壺
番外;神の壺の再現試験を実施している様子、正直85年でほとんど神の壺でした
ほか写真はないんですが、双葉山関(お相撲とりさん)のへそすり石(狭い道に石があり、双葉山が通るときにおへそをすりむいたとのこと)なんておもしろ名所もあり、総延長4kmをたっぷり楽しんで歩くことができました。
プロジェクションマッピングなどもされていて綺麗だったよー!
ちなみに、龍河洞出てすぐは高知オリジナルアイスを売ってる売店(イートインあり)もあるので、16時のバスまで良い感じに時間調整もできまーす!
ご当地アイスで休憩
再び移動!土佐山田駅⇒中村駅
1日目最後は!翌日の「四万十バス」に備えて中村駅まで移動しましょう!
ここからも長い道のりですが、正直電車に乗っているだけなので、睡眠休憩&友達と楽しいおしゃべりタイムといきましょう!
16:26土佐山田駅発→16:39高知駅着(南風)
17:10高知駅発→18:59中村駅着(あしずり)!
高知駅はお土産やさんなども充実!
ホテル「サンリバー四万十」
泊まったホテルは中村駅徒歩6分の「ホテルサンリバー四万十」!
飲食店が併設されているので、高知名物のかつおの藁焼きやうつぼをいただきました!
かつおのたたき定食は絶品!!
また、アメニティーで好きな銘柄のシャンプーリンスが選べたり、ウェルカムドリンクバーがあったりと楽しかったです!
最近のホテルってアメニティにクレンジングがあって嬉しいよね♪
また、翌朝の朝食が豪華!
ビジネスホテルなどによくあるビュッフェかと思いきや、高知食材や高地のご当地飲料などを提供していただけ、予想外(失礼)に大満足の朝食になりました!
ご当地飲料「RIPPLE」
2日目
四万十バス 周遊A・Bコース
2日目朝は早起きでがんばりましょう!
というのも!7:50中村駅発の「四万十バス 周遊A・Bコース」に参加するから!!!
このコースは高知といえば!な「沈下橋」をたっくさんまわっていただけるコース!
個人的ベストオブ沈下橋
高知といえばこれ!
沈下橋は風が強いので、要注意!
自分の運転ではなかなか通ることが難しいほっそい道も運転スキルの高い運転手さんがガンガン進んでいってくれるので、安心して楽しむことができます!
また、沈下橋以外にも高知の名産品が購入できるおしゃれ道の駅「よって西土佐」やご当地農家レストラン「しゃえんじり」でのお昼ご飯タイム、四万十川を屋形船に乗って進む四万十川屋形船「なっとく」も楽しむことができ(別料金ではありますが)、早起きした甲斐があったー!となること間違いなし!!
屋形船にのって下からた沈下橋!
なかなかできない経験!
一番最後に回るめずらしいトンボにたくさん出会える「トンボ自然公園」はパスしちゃいましたが(トンボが苦手なので)、それでも四万十川流域をたっぷり楽しめるバスツアーなので、是非是非参加して見てください!
ほっそい道もガンガン進む運転手さんの運転スキルが凄すぎる!!!
移動!中村駅⇒高知駅
15時まで四万十バスの周遊コースに参加した後(中村駅まで送り届けてくれます)は、翌日に向けて高知駅まで移動します!
旅後半にしてようやく高知駅へ!!
15:10発の「特急あしずり」に乗車すれば2時間後にはもう高知駅です!
高知駅では高知駅めっちゃ近くの「JRクレメントイン高知」に泊まりました。
とにかく高知駅に近くてきれいなので観光の拠点に便利です。
こちらも併設されている飲食店がありますが、高知での夜ごはんは「ひろめ市場」を目指しましょう!
「ひろめ市場」入口!ちょっとごちゃっとしている感じにわくわくしてきます!!
ひろめ市場
高知駅から徒歩20分ほどの距離にある「ひろめ市場」では、店頭販売をしているたくさんのお店と、購入した食べ物を持ち寄って食べるイートインスペースから成る市場です。
徒歩20分ってちょっと遠い!?と思われるかもしれませんが、高知の街並みを見ながら歩くのも楽しいものです。
駅前の銅像たち(発泡スチロールで作られているんだとか!)
アンパンマンの作者やなせたかしさんの育った街ということでアンパンマンの石像がたっくさん
純信とお馬の恋物語で知られるはりまや橋
(私は知らなかったですが…、勉強になりますね)
そんなこんなですぐ「ひろめ市場」に到着!
正直休日の夜ともなると、なかなか席が取れないほど激混み(1人、2人席はちょこちょこ取れるとは思います)なので、心してかかりましょう!
ひろめ市場で食べ物だけ買って、ホテルに戻って食べる最終手段もありだよ!!
ひろめ市場ではやっぱり高知のご当地料理をいただきましょう!
有名なお店は行列ができているのでみんなに従って並ぶもよし、己の直感で購入するもよし!
私のおすすめはみんな大好き「明神丸のかつおのたたき」。
食べるのに夢中で写真がないのが申し訳ないですが、せっかく高知に来たのだからと普段食べることのできない高知ならではのお魚をたくさんいただきました♪
「ひろめ市場」は絶対おすすめ!
3日目
日曜市
朝の一大イベントそれは…「日曜市」!!
なんだか外国を訪れたような風情!
じつは高知駅周辺は毎週日曜日に全長1km約300店からなる市場が開かれているのです!
(3日目が日曜日じゃないかたは読み飛ばしてください)
販売されているのは市場らしく野菜や果物、だけでなく金物、植木になんでもござれ!
なかでもおすすめなのは、ここ以外でなかなか食べられないグルメたち!
ぜひ朝ご飯を抜いて訪れましょう!!
1日に約17000人が訪れる盛況ぶり。
私のおすすめは、というかおそらく全高知民のおすすめは「大平商店のいも天」!
高知県産のさつまいもに秘伝の衣を纏わせて揚げた一品らしく、日曜市の定番中の定番として知られます!
人気店なので行列ができていますが、回転も早いのでさっといただけてしまうのが嬉しいところ!
ほかにもおすすめを紹介したいところですが、あとはみなさんの直感におまかせすることとして…、お次はアイスクリンの老舗「1×1=1」さんを目指しましょう!
高知名物!アイスクリン!!
アイスクリンの老舗「1×1=1」
高知名物アイスクリン!
基本的に高知であればどこでも食べることができるのですが、せっかくなのでアイスクリンの老舗でいただきたいですよね!
日曜市会場からであれば、徒歩15分ほどで辿り着けちゃう「1×1=1」さんはこちら!!
いかにも老舗という風格!
3段重ねで200円、4段重ね250円という破格の安さ!!
味もたくさんあって楽しいー!
ちょうどお店の向かいが公園になっているので、そちらでいただきました。
アイスクリン独特のバニラのような桃のようなお味がとても美味しかったです。
朝から盛りだくさんの3日目ですが、この時点で大体11時くらいでしょうか。
3日目は大阪に帰らなければならないですが、その前に!まだ行っていない高知名所「桂浜」を訪れましょう!!
桂浜
桂浜に行かずして高知は語れず…。
アイスクリン「1×1=1」から日曜市の方に少し戻って、「南はりまや橋」バス停留所を11:37発のとさでんバスに乗れば、12時すぎには桂浜に到着!
月の名所として知られる桂浜では桂浜公園や龍馬像、桂浜水族館など、見どころ盛りだくさん♪
桂浜!基本的に波が荒いので、海には近寄らないで!とのこと
坂本龍馬像!!日本を洗濯するぞー!!
龍馬像、想像より大きかった…。
1時間程度観光したらなんだかお腹が空いてきた…?
土佐たたき道場
私が高知で一番おすすめするかつおのたたき屋さん「土佐たたき道場」へ向かいましょう!!!!
残念ながら程よい路線バスがないので、ここではタクシーを使いましょう!
土佐たたき道場までは桂浜から土佐たたき道場までは700から800円程度で送り届けていただけるかと思います!
「土佐たたき道場」の魅力はなんといっても、自分でカツオのわら焼きを作れること!!
また、回転もはやいのでかなり行列ができていても比較的さっとお店に入れるかと思います。
お土産屋さんも併設されているので、待ち時間も楽しい♪
自作のわら焼きってどんなの?と想像がつかないかもしれないので、簡単に写真にまとめました!
渡されるかつおのサイズは運なので、かつお定食の藁焼きたたきの量も運です笑
5きれの人もいれば、6きれ、7切れの人も!
運試し!
こちらただ楽しいだけでなく、実は味も高知一番ではないかと思うほどとろっとしていて、とってもおいしかったです!
タクシーでも行く価値あり♪
個人的には定食に少しだけついている海苔の佃煮が最高に美味しかったです。
お土産コーナーで買えるので是非是非おすすめです!
最後の移動!土佐たたき道場⇒新大阪駅
帰りは「土佐たたき道場」徒歩8分のバス停「種崎一区」14:39発の路線バスで高知駅まで!
高知駅到着が15:10です。
さて、たっぷり高知を満喫したあとは帰路に着くだけ!
ここからは皆さん自由にご帰宅の流れになりますが、参考までに高知駅を15:30ごろに出発し、特急と新幹線を乗り継ぐと新大阪駅到着は19時ごろになります。
思い出いっぱいの高知ともサヨナラの時間!
最後に
いかがですか?
車なしでも(途中禁じ手:タクシーを使いましたが)十分高知を楽しめることがわかっていただけましたでしょうか。
高知は美味しいものがたくさん!自然豊かで本当に良いところだなーと感じましたので、是非車がなくてこれまで敬遠していた方も高知旅行にチャレンジして見てくださいね!
また見てね。