【ミュージカル『キャッツ』】劇団四季「キャッツ」観劇レポート|猫たちの魅力がぎゅっと詰まった舞台芸術【劇団四季】

体験

こんにちは!今回は劇団四季の名作ミュージカル「CATS」を観劇してきました。

普段から劇団四季の作品はほぼ毎月観劇している私ですが、「キャッツ」は以前からずっと観たかった作品のひとつ。

観劇前は「メモリー」くらいしか音楽を知らなかった私が、実際に劇場で体感したその魅力を余すことなくお伝えしたいと思います。

「キャッツ」と言えば、アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲した名曲の数々や、猫のように身軽でしなやかなダンスが特徴的な作品です。

今回、私が感じたのは、ただの「ミュージカル」ではなく、 舞台芸術の極み と言える素晴らしいパフォーマンスの数々。

キャラクターの個性やその表現力が、見ている私を完全に引き込んでくれました。

それでは、さっそく「キャッツ」の魅力を詳しくご紹介します!

名古屋劇場での観劇だったのですが、客席まで装飾が続いており感動しました!

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🐱 劇団四季「キャッツ」の音楽—観劇前の期待とその後の感動

まず最初に、劇団四季の「キャッツ」で 音楽の素晴らしさ を語らずにはいられません。観劇前は正直、「メモリー」くらいしか知らなかった私ですが、どの楽曲も耳に残り、感動的な名曲ばかりでした。

「キャッツ」では、登場するキャラクターたちがそれぞれ自己紹介をする形で物語が進んでいきます。個々のキャラクターに合わせた 特徴的な歌と振り付け が印象的で、ストーリーの展開に合わせて音楽が織り成すエモーションに、あっという間に引き込まれました。

特に心に残ったのは「メモリー」のシーン。この曲は、 過去の栄光と哀愁 を感じさせる歌詞と、深い感情を込めた歌唱が心に響きました。グリザベラが歌う「メモリー」では、彼女が歩んできた苦難と希望を表現するその歌声に、涙が溢れそうになったほどです。

そして、ダンスのシーンに合わせたリズム感溢れる楽曲や、 コミカルなキャラクターたちの歌 も素晴らしく、音楽全体が作品を引き立てていると感じました。知らなかった曲も、耳に残りやすく、すぐに覚えてしまいたくなるようなメロディばかりでした。

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💃 猫のような動きとダンス—身体を使った表現の素晴らしさ

次に触れたいのは、「キャッツ」の最大の魅力とも言える ダンスパフォーマンス です。舞台上で繰り広げられる猫たちのダンスは、まさに圧巻! ダンスのしなやかさと力強さが見事に融合し、観る者を魅了します。

キャストの皆さんは、 猫の動きやしぐさ を徹底的に練習し、表現しています。猫らしい優雅さや俊敏さはもちろん、 コミカルで遊び心満載 の動きまで、演者が一体となって身体全体で猫を演じているのが印象的でした。猫に扮したダンサーたちが、舞台上で自由に動き回り、ジャンプや回転を繰り広げる様子に、観客は息を呑みました。

一番感動したのは、 ミスとフェリーズという猫が登場するシーンで、彼の「バレエのように洗練された動き」と、猫特有の自由で遊び心に満ちた動きが絶妙に調和していた点です。どこを見ても無駄な動きが一切なく、ひとつひとつの動きに意味があることが伝わってきました。

また、 ダンスのバリエーション豊富さ に驚かされました!クラシックバレエに基づく優雅な動き、ヒップホップ風の動き、さらにはコミカルでエネルギッシュなダンスまで、それぞれのキャラクターが持つ個性にぴったりの振り付けで表現されていました。

まるで猫のように舞台上を駆け巡るキャラクターたちを目で追い続けてしましました!

🎭 舞台演出—猫たちの世界に引き込まれる演出

音楽とダンスだけでなく、 舞台セットと演出 も「キャッツ」の魅力のひとつです。舞台全体が、まるで 猫たちの世界そのもの に変わるような演出がされており、観客はその一部となって物語の中に引き込まれます。

舞台セットは、客席に向かって大きく傾いており、四つん這いになって動くことが多いキャストの動きが観客からよく見えるようになっているそうです!

照明も見逃せません!舞台上での 猫たちがスポットライトを浴びる瞬間 など、光と影の使い方が実に効果的で、物語のテンションや感情が照明で見事に表現されています。舞台全体の色使いが、猫たちの世界観をよりリアルに感じさせる役割を果たしています。

こちらは客席の横の壁です!キャッツの世界観~が詰まっていますね

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🐾 「キャッツ」のキャラクターたちの個性と演技

「キャッツ」のもう一つの大きな魅力は、 キャラクターたちの個性 です。各キャラクターが一人ひとり異なるバックストーリーを持ち、観客はその中で共感したり、笑ったり、感動したりする瞬間があります。

特に印象に残ったのは グリザベラ のキャラクターです。過去の栄光を失い、今は孤独に生きる女性猫を演じる彼女の歌声には、切なさと希望が混ざり合った深い感情が表現されていて、心が震えるほどでした。「メモリー」を歌うシーンでは、彼女の過去の哀しみと、未来に対するわずかな希望が感じられ、涙が止まりませんでした。

🌟 まとめ:舞台芸術の極みを感じる「キャッツ」

劇団四季の「キャッツ」は、 音楽、ダンス、演出、キャラクターの個性が絶妙に絡み合う作品 です。観劇前は「メモリー」くらいしか知らなかった私ですが、どの楽曲も心に残り、ダンスと演技に圧倒される素晴らしい舞台芸術でした。

特にダンスに関しては、 猫たちの動きをこれほどリアルに表現できるのか と驚きましたし、舞台全体の演出が素晴らしく、観客をその世界に引き込む力がありました。

「キャッツ」を観たことで、ミュージカルという芸術の奥深さ、そして舞台上のキャストたちの 努力と情熱 に深く感動しました。この作品がミュージカル界の金字塔とされる理由を、改めて実感した次第です。

以上が劇団四季の「キャッツ」の観劇レビューです!ミュージカル好きな方にはもちろん、舞台芸術に興味がある方にもぜひ観ていただきたい作品です。

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